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早いもので6月も下旬です

 6月18日朝、出かけようと思ったときにテレビから大阪北部で大きな地震のニュース速報が流れました。

最近房総半島での「ゆっくり滑り」とか地震が多いようなと気になっていたところでした。あわてて関西の知人にメールしたところ大きな被害はなかったとの返信に安心しましたが、亡くなられた方やお怪我をなさった方もいらっしゃいます。

改めて亡くなられた方のご冥福とお怪我をなさった方の一日も早いご回復をお祈りいたします。

建物にも大きな被害が出ています。梅雨時ということもあり、空模様がご心配だと思います。地震による地盤の緩みも気になります。これ以上被害が広がらないことを願っております。 

 

 

「天災は忘れたころにやってくる」は寺田虎彦の言葉とされております。昨今の日本は忘れる前に天災がおきている気がします。

今回の地震で阪神淡路大震災を思い起こした方もいらっしゃるのではないでしょうか。東北や熊本の地震を体験した方はそのときのことを思い出されたかもしれません。多くの人たちが自然の猛威の前に人間の無力さを感じた出来事でした。

今回の地震になんとなく落ち着かない気持ちになった方はいらっしゃいませんか。「どうしてこんなふうに落ち着かないのだろう」とか思っていませんか。災害を経験した方はもちろん、映像を見ていただけの方も大なり小なり心に影響を受けています。だから、気持ちが落ち着かなくても当然のことと考えられます。

 

 

さて、6月といえば「夏越の祓」。今年前半の厄を祓い、後半の無病息災を祈る風習です。みなさまのお近くの神社でも茅の輪をしつらえているのではないでしょうか。今年後半よい年でありますように。

 

むらすずめ