季節が春から初夏へと、移り変わりつつあります。緑が一段と濃さを増し、風もさわやかに吹きわたっていくようになりました。
そんな季節のなか、実家の父の担当ケアマネさんが、入院しました。
聞くと自転車で移動中に自動車にぶつかられて、膝下の骨にひびが入ったそうです。幸い大けがではなかったそうですが、足でもあるし、リハビリが重要・・・ということで、しばらくリハビリ入院となっているそうです。
痛かっただろうな・・・ お気の毒に、と思うと同時に、自転車も危ない場面が多くあるな、と思いました。
わたしも2年ほど前に自宅近くの道路を自転車で走っていて、いきなり バックしてきた自動車にぶつかられたことがありました。こちらも幸い、スピードが出ていなかったので大事には至りませんでしたが、交通事故ということで警察と病院のご厄介にはなりました。
みなさまは移動手段として、自動車、自転車、徒歩のどれを多く使われるでしょうか??
わたしはどれも使います。その時によって、自動車の運転者、自転車の運転者、歩行者・・・ と立場が変わります。考えてみると、その立場によって思考や感情が変化していることに気づきます。
自動車を運転していると、「あの自転車、後ろを気にしていないな・・・ あ、あの歩行者もちょっと怖い。」と思いますし、自転車に乗っていると、「あの自動車、全然こっちを見てくれなくて怖い。歩行者は道いっぱいに広がって歩いてるし・・・」と思います。一方、歩行者になった時は、「後ろから追い越していく自転車が怖い。自動車は横断歩道で止まってくれない・・・」などと思います。
どれも腹立たしさを含んだ思いです。勝手なものですね(笑)。
こうして考えてみると、どの立場であっても危険な要素を持っているのですね。
それに気づいて、相手の立場に思いを致すこと。それが大事なのでしょう。
なかなか難しいことですが、まずは立ち止まって考えることにしようと思います。
実家の父には、「お前も自転車に乗るときは、くれぐれも気をつけなさい。」と、釘を刺されました。ちなみに2年前の事故は、父には内緒です・・・