7月も半ばというのに、雨が止みません・・・ 気温も低い日が続いていますね。
去年など熱帯夜が続いて寝苦しかったことを思えば、楽ではあるのですが。
「冷害」という言葉さえ浮かんでしまいます。農作物は大丈夫でしょうか。
そんななかでしたが、先日五日市線沿線まで出かけてきました。本当のお目当てはアナベルという白いアジサイが群生している山の斜面でしたが、アナベルはもう盛りを過ぎて、見に行けませんでした。
でも、駅を降りて川に向かって歩いている途中、珍しいものに出会いました。なんと!! ゴボウの花!! ゴボウって・・・ あのゴボウです、きんぴらなどにする・・・
畑の片隅に高さ1メートル以上の大きな茂みのようになって、ちょっとアザミに似たとげとげした花が咲いていました。ちょうど畑のおじさんがいたので聞いてみると・・・ 「ああ、これ、ゴボウ。抜かないでほっといたらこんなになった。」とのこと。
それは確かに花ぐらい咲くのでしょうけれど、考えてみたこともありませんでした。生まれて初めて見たゴボウの花・・・
ダイコンの花、ニンジンの花は、見たことがあります。あ、ジャガイモの花も。
ふだん食用にしている根菜類の花。あまり気にすることもありませんね。
人知れず(?)咲いている根菜類の花たち。(・・・いえ、わたしが知らなかっただけでしょうか。)身近なものでびっくりすることもたくさんあるのですね。
アナベルの群生には会えなかったけれど、とても新鮮な驚き、楽しい出会いでした。
そして、見事に下がるこれはカシワバアジサイです。花一つ一つの形がとても良く、自然はすごいな、と思います。
梅雨がなかなか開けず肌寒いなかの一日でしたが、歩いている間は降られずにすみました。
出会ったゴボウは元気いっぱいでしたが、お野菜たちはこの長雨のなか、大丈夫か心配になります。やはり夏は暑くあってほしいと思います。