ついこの間お正月になったと思ったのに、もう4月・・・ 今年も新年度を迎えました。
お正月も気持ちが改まるのですが、わたしはなんとなく、新年度のほうが「始まり」という感じがします。
仕事など、何かが変わるということもあまりないのですが・・・
それでもまあ、仕事でかかわりのある方々のなかでも、いろいろな変化はありました。
異動した方、退職した方など。
いつもと変わらない4月の光景のはずなのですが、今年はだいぶ様子が異なります。
やはり新型コロナウィルス(COVID-19)のことで、全体がざわざわと落ち着かずにいますね。気持ちも常にざわついているような感じです。
わたしの職場でも「マスク着用、相談時間を基本15分に短縮、定期的にドアを開放して換気」などの措置をとっています。
隣りの役所の職員さんたちもマスク着用・・・
いろいろな催しが中止や延期になり(オリパラも!!)、百貨店・飲食店などや施設が閉鎖になり、緊急事態宣言前夜といった情景になってしまいました。
仕事がキャンセルになった、収入が減った、家にいる子どもたちがエネルギーがあまってたいへんなどという声がわたしの周りでも聞こえてきます。
そんななかで、わたしの知り合いの女性が言っていました。「息子が暇そうにしているので料理を教えてみたら、なかなかうまい。本人も結構はまったらしく、これから私が楽になるかも♪♪」
・・・新しい発見の機会??
わたしの職場(生活困窮者自立相談拠点)でも、あらためて認識したことがありました。
利用者の方たちから、「ここは閉めないよね?? ここが閉まると困るんだ」という声を多くいただき、職員一同、「絶対閉めないぞ~!! コロナになんか負けないぞ~!!」と。
こういった災害級のことが起こると、社会的弱者ともいえる方たちは一番に影響を受けます。
そんなときの気持ちの支えになれる場でありたい。変わらずに、そこに在る。安心感とともに。
・・・一日も早くこの災厄が終息しますように。