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オンラインで繋がるということ

新型コロナウィルス感染症対策で、わたしたちの生活に多くの変化が訪れました。マスクやフェイスシールドの着用、ソーシャルディスタンス、外出の自粛など・・・

どれも大きな変化ですが、わたしが特に大きいと感じるのは、オンラインの急速な普及です。わたしたち「NPO法人けやきの会」のミーティングでさえも、この春からオンラインで行うようになりました。一年前の今頃と比べると、ものすごい変わりようです。

 

実はわたしはコロナ以前から、オンラインの会議システムはよく利用していました。ある企業さんからの依頼を受けて、オンラインで社員さんたちのメンタルトレーニングやカウンセリングを行っていたのです。それが本格的になったのは、まだ新型コロナウィルス感染症が大問題になる前・・・今年の1月からでした。

依頼を受けて、わたしも久しぶりにオンライン会議システムを頻繁に使うようになったのですが(スカイプはずいぶんと前に使っていました)、最初は「オンラインでカウンセリングなんて・・・」と思っていました。でも使ってみると、意外にオンラインにもメリットがあるのだと思うようになりました。

やはり対面が一番だとは思うのですが、わざわざその場所に来なくても話ができるという点はオンラインの大きなメリットではないでしょうか。

わたしが担当した社員さんたちは、会社の会議室から繋いだり、ご自宅から繋いだり、帰宅途中のお店から繋いだりといろいろでした。ご自宅からだと、普段の生活のご様子がうかがえることも。

 

もちろん、対面でなければ得られない情報というものもありますね。オンラインですと上半身しか見えないことがほとんどですし。やはり物事にはメリット・デメリット双方があるということでしょう。

 

このコロナ禍で、昨年までプラッツで行っていた「府中市民協働まつり」もオンライン開催となりました。当会も動画公開・ワークショップ・個別相談で参加いたします。

とはいうものの、全く初めての試みです。果たしてどんなことになるのやら・・・ 心配は尽きません。「とりあえずやってみよう!!」という感じでしょうか。

当会のミーティングも、最初は「オンラインでできるの??」と言いながらの開催でしたが、やってみると自宅から参加できる便利さに、今はもっぱらオンラインです。

 

この今までと同じように、気軽に人と会えない状況・・・ オンラインで繋がるという手段に助けられることも多いでしょう。

そして、だからこそリアルで会える時間を大切にしたい。

 

オンラインで繋がれることと、リアルな対面で繋がりを確認できること、あわせて上手に使っていける時代になったのだと感じる今日この頃です。