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気軽に出かけたい

 すっかり春の陽気です。アメリカハナミズキや新緑がきれいな季節になりました。感染に気を付けながら少し出かけたくなりますね。

 

  少し前になりますが、私はところざわサクラタウンにある角川武蔵野ミュージアムに行ってきました。去年の11月にオープン、大きな岩山のように見える外観に魅かれて一度行ってみたいと思っていたところです。設計は隈研吾氏、新国立競技場は木をふんだんに使った杜のスタジアムですが、こちらは石で覆った多面体の建物で、不安定な巨石が水面に浮かんでいるように見えます。中には、膨大な数の本があり、圧倒されそうでした。

 

ところざわサクラタウンの敷地には、そのほか神社やホテルなどがあり、公園部分はまだ整備中の様にみえました。まだ新しいミュージアムなので周囲に馴染んでいない気もしますが、この先の変化が楽しみです。暗くなれば目の前のドングリの森でチームラボの幻想的な照明も点灯するのですが、こんな時期なので残念ながらそそくさと帰りました。コロナの第4波が収まったら、またゆっくり訪れたい場所です。 

 

コロナが広がってから美術館、博物館の多くが予約制になりました。出かけた先で時間が余ったからとか今日は気分がいいからなど気軽に訪れていたところが、前もって予約しなければならなくなり、なんとなく敷居が高くなった気がします。入場する人が多くないのでゆっくり鑑賞できるのはいいのですが、やっぱり思い立ったら気軽に訪れる場所に早く戻って欲しいと思いました。

むらすずめ(写真も)

 

角川武蔵野ミュージアム  角川武蔵野ミュージアム (kadcul.com)

ところざわサクラタウン  ところざわサクラタウン (tokorozawa-sakuratown.jp)