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災害に備えるということ

最近、「防災」に関連した話題に触れることが多くなりました。当ブログでも、先月「防災」の話題がアップされたばかりです。いろいろなところで、避難シュミレーションワークショップや、避難所運営ワークなどが行われています。

避難シュミレーションワークショップは参加したことがありますが、「こういう状況で、さて自分はどう行動するか??」などと振り返ることもできて、興味深かったです。

 

あらためて、市の「防災ハンドブック」「ハザードマップ」を読み返す機会がありました。

幸いわたしの居住地域は、洪水や土砂崩れのありそうな場所ではないのですが、一級河川である多摩川を南端に擁する当市としては、油断はならないところでしょう。

201910月の台風19号では、市内の避難所が次々と定員いっぱいになっていく情報がメールで送られ続け、こころのざわつきが静まらなかったことも記憶に残っています。

 

大雨・台風などによる洪水や土砂崩れ、そして大地震など災害はいろいろですが、その災害によっても「防災」の内容は異なってきますね。

洪水・土砂災害などはあまりないところでも、大地震ではどうなるかわかりません。

この災害ではどうするか、また別の災害ではどうしたらいいか。そういう備え方が必要になっています。

 

「在宅避難」という方法をご存知でしょうか。

自然災害が発生したときに、安全が確保されているのであれば、あえて避難所に行かずに自宅にとどまる方法です。

メリットとしては ・住み慣れたところであるため、ストレスが少ない 

・感染症の心配が少ない などがあります。

デメリットは   ・情報が入りにくい 

・食料などの備蓄が必要 などでしょうか。

新型コロナウィルス感染症の脅威がある今、「在宅避難」への関心が高まっています。

また、新しいマンションは耐震性が高いため、東京都ではマンション居住者に対して大規模地震の際に、可能な限り「在宅避難」をするように呼び掛けています。

 

わたしの住まいはマンションなので、「在宅避難」だな~ などとぼんやり考え、非常食や簡易トイレの備蓄などをしてみました。猫が2匹いるので、もともと避難所は難しいとも思えますし。あ、キャットフードも備蓄が必要か、といま思いつきました。

 

これから台風襲来の季節になります。梅雨の長雨も、大雨になることが多い近年です。

コロナ禍で、在宅の時間が増えた方も多いでしょう。ご家族や親しい方々と、ご自分たちの災害への備え方を話し合ってみてはいかがでしょう。