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靭帯炎・・・ いたたた・・・

2週間ほど前のことです。

仕事が終わって帰宅しようと、駅をほてほてと歩いていました(ごく普通に)。改札近くまで来たとき、左足ももの付け根あたりに激痛が走りました。

いたたた・・・!! 歩くのも大変なくらい・・・ でも、ここで救急車を呼ばれても、と思い、そろそろと電車に乗って、なんとか帰宅しました。

その日の夜と翌日の朝は、けっこうな痛さでした。実はわたしは股関節変形症の持病があり(左股関節上関節唇断裂・・・痛そうでしょ??)、それだったら困るな、と思ったのですが、時間が経つと痛みが絞られてきて、股関節とは違うももの外側が痛んでいることがわかりました。

 

それでも痛みが強くて心配なので、行きつけの整形外科を受診しました。

ここは股関節のほかにも、いろいろなところが痛くなるたびに診てもらっているお医者さんです。

症状を説明すると、「股関節じゃないね」と痛む部分をエコー検査し、「ほら、この赤くチラチラしているところが炎症ね。腸脛靭帯炎。」といつものようにシンプルで明快です。

「あなたの場合まだごく軽度だから、一週間くらいおとなしくして、痛みが治まったらもう来なくていいよ。」と治療方針もシンプルで明快。こういうところがいいお医者さんだと思います(塗り薬は出ました。症状を説明したコピーも)。

シンプルで明快に病名がわかって、心配もなくなりました。

 

以前心療内科でカウンセリングを担当していた時に、医師にうつ病だと告げられて、「ほっとしました」という方が多くいました。「自分の不調が気のせいとか、ただの気分とかではなくて、病気だとはっきりわかって安心した」と・・・

そうなのです、体調の悪さが続くのが、自分の気分や怠け心やわがままではなく、病気で具合が悪いのだと納得できることは、とても大事なことなのです。どんな病気でも(靭帯炎でも)そうだと思いますが、精神疾患の場合は特に、です。

誰もが早めに受診に繋がるといいな、と思います。

 

わたしの靭帯炎は、「一週間くらいおとなしくして」と言われましたが、二週間ほどおとなしくしたいま、ようやく気にならないくらいになりました。

治りの悪さに年齢を感じます。整形外科が行きつけになるくらい、ここ2~3年はいろいろなところが痛くなっています。早めの受診を心掛けてはいますが・・・

みなさまも何か不調を感じたら、早めに受診なさってくださいね♪♪