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令和5年の始まりにあたって

「大いなる日の昇りし今年かな」(句;羽村野石)

 

新たな年を迎え、皆さまにとりましてより良い一年となりますようこころからお祈り申し上げます。

 

 私たち「NPO法人けやきの会」は、自らが属する地域のなかで、よりよいコミュニケーションやメンタルヘルス等に関する様々な支援活動を通じ、少しでも地域に役立ちたいと‘初めの一歩’を踏み出しましてから11年目を迎えました。

会員の持つ豊かな経験とキャリアは、支援領域も子育てから家族、学校、職場等と幅広く、そしてひとりの力では限りがあるものでも会としての総合力でより地域の皆さまに活用いただけるようになるのでは、いやそうなりたい、そのようなけやきの会に育てていきたいと、思いを一つにしてまいりました。

 

 

令和4年の「新語・流行語大賞」年間大賞は「村神様」と活力が溢れる言葉ではありますが、「令和4年を表す漢字一文字」は「戦」。

スポーツの熱戦。挑戦、円安物価高に伴う生活上の戦い、はたまた他国への侵攻を目の当たりにした一年から生じるもの等、世相を彩る言葉として様々に私たちのこころに響き且つ又考えさせられる一文字でもありました。

そのような昨年ではありましたが、持続するコロナウィルス感染とのwithコロナを試行錯誤しつつ、2月に府中市男女共同参画センター「フチュール」での「わたしのミライを考える」ワークショップ、8月からグループお話会「ほっとカフェ」の定期開催、11月には男女共同参画推進フォーラム参加講座「優しく穏やかに生きるためのアロマセラピー」、

 

そして第8回府中市市民協働まつりへの出展と、直接「人と会う」「人と集う」ことを模索してまいりました。沢山の方々にご協力ご支援をいただき心から感謝申し上げる次第です。

 

兎の年の出だしは212府中市男女共同参画センター「フチュール」での「パパ&ママのためのコミュニケーション術~イラッとした時の対処方法と伝え方~」を企画しておりますし、「ほっとカフェ」「オンライン個別相談」のお申込みも受け賜っております。

 

まだまだ至らない私たちではありますが、本年も引き続きましてご支援いただきますようよろしくお願い申し上げます。

そして明日に向けて皆さまがご健康な一年を過ごされますよう心からお祈りしております。

 

 理事長