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立秋も過ぎましたが・・・残暑お見舞い申し上げます

87日は立秋でした。暦の上では秋になりましたが、まだまだ残暑が続きそうです。

暑い毎日、からだも消耗していきますね。せめて夜はぐっすり眠って疲れを癒したいのですが・・・ 熱帯夜の暑さが眠りを妨げます。今日は、暑い夜、少しでも質の良い睡眠をとるためのヒントをいくつか、お伝えしたいと思います。

 

最低気温が25℃を下回らない夜を熱帯夜といいます。今年は本当に夜も暑くて・・・ 熱帯夜が続いています。

エアコンをつけっぱなしにしないで寝たい、という方も多いと思います。ですが、今年の暑さはなかなかそういうわけにもいきません。夜就寝中にも熱中症になる可能性があるので、ある程度はエアコンに頼ることになります。温度設定は2629度にし、「冷房」ではなく「ドライ」にするのも一つの方法です。湿度の管理がよい睡眠につながります。

扇風機を併用するのもおすすめです。直接体に風が当たらないように設定し、空気を循環させます。空気の循環でより快適な環境になります。

寝具にも一工夫。接触冷感の素材の枕カバーやシーツ、ジェルパッドなどを使うとだいぶ違います。アイス枕を使うという方法もあります。その場合はタオルなどを巻いて使いましょう。

 

暑い夏はお風呂には入らずシャワーで、という方も多いかと思います。よく眠るためには、実は入浴は大事な要素の一つなのです。

人間は昼間活動し、夜眠る動物です。そのため、日中は体温が上がり、夜下がるという体の仕組みを持っています。体温が下がるときに眠気がやってきます。入浴し、いったん体温を上げてクールダウンすることで、入眠しやすくなります。

そのクールダウンの時間が必要なので、入浴は寝る時間より2時間くらい前に済ませるのがよいとされています。

 

そして、何を着て寝るか。入浴後、パジャマに着替えるということも大事な要素なのです。

睡眠中はかなり汗をかきます。特に入眠から13時間は体温を下げ深い眠りに入るために大量に発汗します。ですから、着ているものが吸湿性・通気性がよいことが大切です。スウェットのような素材よりも、さらっとした着心地でからだを締め付けないパジャマなどのほうが眠るのに適していると言えます。

もう一つパジャマに着替えることの効用は、「寝るモードへの切り替え」です。よい睡眠のためには、起きている時間と寝る時間とをはっきり区切ることも大切です。パジャマに着替えることで、自然とスイッチが切り替わります。

 

残暑の寝苦しい熱帯夜、ひと工夫することで少しでも良い睡眠をとれるようにしたいものです。