新型コロナウイルスの報道で、心配な毎日が続いています。コロナ疲れなど、これからいったいいつまで頑張ればいいのかわからず、本当に不安ですね。
この時期なんとか免疫力を上げておきたいところですが、強い不安感やストレス、睡眠不足などはこの免疫力を下げてしまいます。
そこで少し気分を変えて、アロマの精油の力を借りてみるのはどうでしょうか。今日は２つの精油をご紹介します。
ひとつ目は、ティートゥリーです。抗菌力が強いといわれている精油の代表格です。この精油は少しスーッとするので、花粉症の時にも役立ちます。
花粉症の私はワセリンにこのティートゥリーの精油を数滴混ぜたものを、鼻の中に塗っています。ワセリンは花粉が鼻の中に入るのをブロックし、症状の軽減にも役立つとの研究があり(「ためしてガッテン」でもやっていましたね)、プラス ティートゥリーで抗菌力アップも期待でき、今の時期にお勧めです。なお体に使用する場合は、使用してもいい精油をご使用ください。
また、ティートゥリーの香りをお部屋に流すのもお勧めです。お部屋の空気がすっきりします。マグカップにお湯をいれて、ティートゥリーの精油を数滴落とせば、ディフューザーなど専門の器具がなくても気軽に芳香浴ができます。
ふたつ目は、ラベンダーです。心配でなかなか寝付けない、眠りが浅い時に良いといわれているのが、ラベンダーです。ラベンダーは万能の精油といわれていて、こころを穏やかにする作用があると言われています。ラベンダーの精油を一滴ティッシュに落とし、枕元に置いてみてください。寝返りしてもこぼしたり倒したりする心配なく使えます。もちろん、芳香浴にも適していますので、寝室全体にラベンダーの香りを流すのもお勧めです。
今回は２つの精油のお話しでしたが、実はご自分が好きだなぁ…いまこの香りが癒されるなぁ‥というものをお部屋などに流すことは、とても良いことだと思います。なぜならそれは自分が欲している香りだから。そして、なにかとお部屋の中で過ごすことが多い今日この頃、少しお部屋の香りを変えるだけで気分転換にもなります。
この機会に香りと少し仲良くなってみようかなくらいの軽いお気持ちではじめられるといいのではないでしょうか。
紫の(アロマセラピスト)
