市民企画講座を振り返って

男女共同参画市民企画講座

「誰もが傷つかないためのハラスメント講座~しない・させない・見過ごさない」をオンライン開催しました!

 

コロナウィルスの感染拡大防止に向けた三回目の緊急事態宣言が期間延長された最中、当初はフチュールでの集合開催を予定しておりました「誰もが傷つかないためのハラスメント講座」をzoomを使ったオンライン開催に変更、13日土曜日の午後にご参加の皆さまのご協力を得て無事に終わらせることができました。

 

 

さあ、セミナー開始です!!
さあ、セミナー開始です!!

自らの人生、自らのものとして過ごしていきたい! にもかかわらず時として私たちの心の健康を蝕み、社会生活をおびやかすハラスメント。

一口にハラスメントと言うけれど、それはいったいどういうものなのか、どのようなものがあるのか、昨年事業主に防止措置が義務化されたパワーハラスメントを始めセクシャルハラスメント、そしてマタニティ、パタニティ、ケアハラスメントを中心にしつつ、その意味や考え方、その根底にある人権を尊重する心といったことを改めて見直していただきました。

ご存知でしょうか。リモートハラスメント、鬼滅の刃ハラスメントと言われるものを。

またここ数日の令和の時代にそぐわない男性優位、ジェンダー発言が問題となっているオリパラ会長例もそうですが、実は自らの持つ枠組み(価値観や物の捉え方、考え方等)が私たちを被害側ではなく行為する側にもさせてしまう場合があることを。

 

ご参加の皆さまにはブレイクアウトルームというZoom上の小部屋に分かれていただき意見交換もしていただきましたが、「他の参加者の意見が聞けて良かった」と好評をいただきました。

 

オンライン開催です・・・・・
オンライン開催です・・・・・

Zoomに入ったものの声が聞こえない、画面が写らない等開始早々は操作方法に戸惑われた参加者の方々もいらっしゃいましたが、「時機にあった内容だった」「普段から自分が人を思いがけなく傷つけたり逆に傷つけられたりする体験があったので、具体的な事例やいろんな人の意見が参考になった」等の感想をいただきありがたく思っております。

オンラインはちょっと、と残念ながらご参加を断念された方々には大変申し訳なく、次なる機会には是非ご参加いただければと念じております。

 

最後になりましたが、開催日13日の夜に東北地方を大きく揺すった地震の被害にあわれた方々に心よりおみまい申し上げます。

講師

 

オンライン講座風景
オンライン講座風景