令和4年度男女共同参画市民企画講座「パパ&ママのためのコミュニケーション術~イラッとしたときの対処法と伝え方」を開催しました。
子どもが生まれる前は良好な関係だったのに、いざ子育てが始まると、お互い「イラッ」としたり「モヤッ」としたりが増えてくるものです。
時間的余裕のなさは心の余裕のなさにも繋がりますし、加えて3年も続いているコロナ禍。
それまでの「普通」が「普通」でなくなり、窮屈さや不便さを感じることも増えました。
講座では、まずは「怒りって何?」のアンガーマネジメントの基本知識から始まり、
自分も相手も大切にした「アサーティブコミュニケーション」のマインドとスキルを、最後にはロールプレイも交えて伝え方(「頼む)の実践練習も行いました。
コミュニケーションに正解、不正解はありません。
ついつい「ワタシ正しい、アナタ間違ってる!」と攻撃的に言いたくなりますし、
「どうせ言ってもわかってもらえない」と非主張的になってしまいこともあります。。
大切なのは、「言うべきことは言い、聞くべきことは聴く」、さらに単に伝わることをゴールにするのではなく、その先の関係性もよくなる伝え方ができるようになること。
子育て世代向け講座は、通常、ママの参加がほとんどなのですが、今回は1/3がパパでした。
カップルでの参加もあり、よそのパパ(ママ)の考え方を聞くことにより、柔軟なとらえ方のヒントにもなったのではないでしょうか。
イラっとすること自体は悪いことではありません。怒りは大切な感情。どう表現するか、が大切です。
お子さんは親の怒り方を見て学びます。
受講後アンケートでは、「具体的で日常に活かせそうだ」等のご感想を多くいただきました。
「怒り方」「伝え方」は「トレーニング(練習)」です。
ぜひ継続して取り組んでみてください。
ご参加、ありがとうございました。
講師